ガラス修繕の依頼。
一般住宅にはあまり見かけませんが、今回は「網入りガラス」の修繕です。
ガラスに稲妻が走ったようにクラック・ヒビが入ってしまった状態です。（ぶつけて割れてしまった状態とは明らかに違いますネ！）
主に網入りガラスに起こる「熱割れ」の現象です。
ガラスの表面は日光が当たると温まり膨張しますが、サッシにのみ込まれた部分のガラスは、温まらずに温度差が生じます。この温度差が熱割れの原因になります。

「網入りガラス」とは、その名の通りガラスに金網（ワイヤー）を封入したガラスです。
万が一火災が起きてしまった場合、普通のガラスは熱で割れてしまい崩れ落ちてしまいます。そうなると火災の範囲がより広がり被害が大きくなってしまいます。
網入りガラスは、ガラス自体は割れてしまいますが、中に入っている網がガラスが崩れ落ちるのを防ぐため火災が広がることを防いでくれるのです。防火設備用ガラスとも言われています。